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商工連ニュースにいがた掲載記事

[まちの元気じるし]有限会社フジミヤ:津南町商工会(商工連ニュース17年4月号掲載)

津南町は新潟県の最南端にあって、千曲川が信濃川と名を変える長野県境にあります。町の南西から北東に流れる日本一の信濃川と、これに合流する志久見川・中津川・清津川の河川によって、日本一の雄大な河岸段丘が形成されています。
冬期間が長く、日本有数の豪雪地帯である一方、夏は北西からの涼風に恵まれ、高原のようなさわやかな気候が続きます。
この豊かな地形を利用して、生活を営み文化を築いてきた縄文時代の遺跡が町の各地に見受けられ、長い年月をかけて形成された自然の芸術「河岸段丘」は津南町のシンボルともなっています。
今回は、そんな地元魚沼の食材にこだわる有限会社フジミヤさんに伺い、宮沢金作専務にお話を聞きました。

有限会社 フジミヤ
住所:新潟県中魚沼郡津南町大字下船渡丁8002番
TEL 025-765-2823 FAX 025-765-2949
URL: http://www.aji-e.com/


支店    津南ふれあいセンター
(
)津南地域活性化センターより業務受託
住所:埼玉県所沢市こぶし町1 18
TEL
FAX 042-992-1133

創業!会社設立

 平成12年3月にそれまで勤めていた(財)津南町活性化センターを藤ノ木常務とともに退社、同5月に会社設立。津南町及び近隣市町村の農産品・特産品(米・きのこ・花・野菜・山菜・漬物等)を主に首都圏のスーパー等へ卸販売をしています。宮沢専務が経理全般、藤ノ木常務は営業担当で、社員は本社に2名、所沢市の「津南ふれあいセンター」の委託管理で常駐社員1名がいるほかパートさんがいて、いつも明るく元気な職場です。

会社は社員のために!

 「社員全員が経営意識を持つことが大切」と仰言います。宮沢さんは学校を卒業して入社したイトーヨーカ堂の現場主義・実力主義を経験、それが後の経営に活かされ、経営とは「効率の追求」であると定義づけられたそうです。利益が出れば1/3は配当、1/3は内部留保、残った1/3は社員で分配します。それによってモチベーションは上がり、社員全員が経営感覚を持ち、効率が良くなり活気が出てくるとのことです。

生産者の「顔が見える」商品

 「新鮮・安全・安心・安い」をモットーに生産者と連携し、小ロット多品種の提供を心がけ、また、自社ホームページ(後述)で生産者を公表したり、商品に生産者の顔写真を貼付し「顔の見える」安全な商品提供を行うなど、トレーサビリティを実施しています。スーパー等への卸売のほか、毎週木曜日、所沢市の「津南町ふれあいセンター」へ地元産の野菜をハイエースで運び込み「野菜市」を開き、好評を博しているとともに地元の方との交流にも役立っています。

生産者とお客様を結ぶ架け橋に!

 今後は、生産者とのつながりをより強化し、お客様に安定的な商品を供給するための架け橋になって行きたいそうです。そのためには、出荷組合をつくり、賛同していただける多くの生産者と契約して行きたいと考えています。1520自社ホームページが第3回越後妻有ホームページコンテストビジネス部門でグランプリを受賞しました。「魚沼・津南へのこだわりを大切にしています。一度のぞきに来てください」。大自然に恵まれた地域であり、魚沼産コシヒカリを初め、市場に出回ることの少ない雪下人参、また朝採りアスパラガスやトウモロコシ、カサブランカ、きのこの生産地としても少しばかり名の知れた津南町の特産品を生産者の顔と共にご紹介し、皆様に御提供したいと思っているそうです。

産地問屋 魚沼良品農場

 自社ホームページが第3回越後妻有ホームページコンテストビジネス部門でグランプリを受賞しました。「魚沼・津南へのこだわりを大切にしています。一度のぞきに来てください」。大自然に恵まれた地域であり、魚沼産コシヒカリを初め、市場に出回ることの少ない雪下人参、また朝採りアスパラガスやトウモロコシ、カサブランカ、きのこの生産地としても少しばかり名の知れた津南町の特産品を生産者の顔と共にご紹介し、皆様に御提供したいと思っているそうです。