[まちの元気じるし]レストラン小玉屋:大和町商工会(商工連ニュース16年5月号掲載)
![]() |
![]() |
レストラン小玉屋 住所:南魚沼市浦佐1355-1 (新幹線浦佐駅東口駅前) TEL :025-777-2072 営業:11時〜22時 定休:第3火曜日(祝日の場合翌日休) |
![]() |
「お客様とは一生涯のお付き合い。夢を売っていきたいね。」開店当初に二人で決めた方針に今も揺らぎはありません。「背伸びをせずに気楽に入れるお店。若いカップルが、夫婦になり、子連になって、その時々に食事に来てくれる。祖父母に手を引かれた孫が、やがて自分の車に二人を乗せてやって来る。そんなお付き合いができたら。」
昨秋実施した改装のテーマの一つはバリアフリー。今後とも末長くという願いの顕れのようです。
メニューを変えたい、リニューアルしたい、迷った時はいつもアンケートでお客様にお尋ねします。
回答を寄せられた方の様子を思い返し、様々に推量し、少しでも意見を取入れるようにしています。要望に応えて変っていく様子から、まるで自分の店のように愛着を感じて下さる方も多く、改装の後は店中を一回りして感想を伝えてくれる人が後を絶たなかったと言います。
老若男女のどんなニーズにもお応えするファミリーレストランとして常時200種近いメニューを準備しています。「同じ素材も使い方や組合せ次第。鮮度の良い材料を上手に使い、適切に管理するのも腕の見せ所。」と哲也さん。
ホールのおもてなしも負けてはいません。「ニーズに合せて、それぞれの個性や感性で臨機応変なサービスを心がけている。」と久美子さん。スタッフが持っている接客マニュアルの後半は白紙です。各自が気付いた事や改善点を記入しフィードバックすることで進化するマニュアルなのです。
店の一角には、町のケーキ屋さんのショーケースが置かれイートインもできます。本当に美味しくてお客様が喜んで下さるなら、お互いに補完し共存していこうという取組の一つです。
食材に関する新しい情報や要望は仕入先に伝え、提案をします。互いに商品の幅が広がり、パートナーシップも深まります。「信頼関係を保つことで食材のトレーサビリティも高まり、万が一の時も素早く対応ができる。」とおっしゃいます。
「地域の玄関口に店を構えている責任を感じる。初めて来た人には良いイメージを持って帰って欲しいし、ここを基点に街の中へご案内するような役目も果したい。お客様にもスタッフにも居心地の良い永遠のファミリーレストランを目指します。」と異口同音に抱負を語って下さいました。